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ふくらむ培養土
ココヤシチップは性質的にも資源としても非常に有望なのですが、実はココヤシは外殻の中に塩類（Na＋、K＋、Clー）を蓄積してしまい、用土として使うにはやっかいな性質も持っています。
これはココヤシの根が多量の塩類を吸収するために起こります。粉砕してそのまま用土として使用すると植えた植物の根の生育が阻害され、最悪の場合枯れてしまうこともあります。

とても有望な原料にもかかわらず、これまでほとんど流通してこなかったのは次のような理由があったためです。

次の写真はふくらむ培養土と洗浄が十分でなく塩類が残っているココヤシチップとの栽培比較です。
そこでJiffyでは3つの工程でココヤシチップを洗浄し、植物の生育に問題が起こらないレベルまで確実に数値が下がったことをロットごとに確認しています。
また、施設内の衛生管理を徹底し、用土の中に動物の糞尿や雑草の種が混ざらないよう対策が施されています。
ココヤシチップは原料が天然由来のものであるが故に、ロットによる品質のバラつきがでやすく、また品質基準、検査方法がしっかりと整っていない場合が多くあります。
では商品の品質は誰がどのように保証するのでしょうか？
JiffyProductsS.L.（PVT）Ltd.のココヤシ製品には全て『RHP認証マーク』が付いています。
これは園芸先進地であるヨーロッパで生まれた品質認証制度で、用土の安全性と品質の高さが保証されていることを意味します。
下記８項目がRHPの検査項目に含まれています。